Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

2017年ジョージタウン偵察

オグロバン

旅が多すぎて更新が追いつかないけど、これは2017年4月末ごろの話。毎年その頃にジョージタウンへの偵察旅行に出かけており、その報告を毎年待っている人も結構いる。ジョージタウンは状況が毎年激しく変わり、セキセイインコやオカメインコの話に限らず過去15年で一度もこの地方で見たことがないような種が毎年なにかしら出現したりりする。2017年の場合はまず前半はこのオグロバンだった。これまでの彼らの出現の最東端はマウントアイザだったが、それを数百キロ更新してジョージタウンに登場。


タテガミガンとハイイロコガモの共演。


オーストラリアセイタカシギ。


ノドグロカイツブリ隊。こういった水鳥が見やすいのは実はジョージタウンのような内陸だったりする。何しろ水がある場所が極端に限られる。


でもなんといってもこの地域のエースは野生のオカメインコの群れなんだよな。これで2017年もオカメインコが見られそうですよという報告を書ける。断っておくが、彼らは2008年ごろから2013年ごろまで数年間もいなかったようなこともある。いつもいるわけではなく、それを確認するのが毎年4月末のこの偵察である。


野生のキンカチョウ達。彼らも毎年数にかなりのばらつきがある。


ジョージタウンでオオリュウキュウガモとは珍しい。


大空を舞うオカメインコ達。


今シーズンの食事場所はどうなっているか、ねぐらはどこにあるか、休憩場所はどこかなどを次々確認していく。


この時期はXXXXXX畑が大ヒットしていたのだけどね。


彼らの得意技「全員でユーカリの枝に変身」


あ、あのダーツのようなのはセキセイインコです。これで「セキセイインコも来てます」と報告に書ける。オカメやセキセイの数は4月末のこの偵察時が通常は最小であり、乾季が進むに連れて多くの年でその数を増してゆく。4月の時点では、そう、ただいるだけでいい。


毎年毎年20日も30日もジョージタウンに来る人間なんて私だけである。

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