Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

バードウォッチングツアー三日間(2010年1月上旬)

オーストラリアガマグチヨタカ渋い顔のオーストラリアガマグチヨタカ。(以下写真は全て在庫からです)
「荷物が多くて飛行機の重量制限ギリギリでしたよー」とお客さん。後で分かった事だけど、正確にはぎりぎりどころか完全アウト級の約50kg(お一人で)。機材がすごかったけど、まだそれでも普段からすれば一軍半くらいのメンバーらしい。これまでご案内した方々の中でもっとも撮影派の方だと思う。メモリーカードも100G分くらいお持ちだし。ということで撮れないような場所にいる鳥はまぁ放っておいて、撮れそうな相手に専念。大事な鳥が出ると、絞りを変えたり構図を変えたり動画に切り替えたりで普通に一種20分くらいかける。ぶれてなくて大きく写っていればOK!という私とは全然違うなぁ。
雨に当たる事も何度かあったけどかなり実りがあったと思う。キングフィッシャーパークでの一日とミコマスケイはご自身だけで撮影に。ベニアジサシやアカアシカツオドリもしっかりゲットされた模様。



パプアガマグチヨタカはそのキングフィッシャーパークで。人気のシラオラケットカワセミやノドグロヤイロチョウ、アオバネワライカワセミ、ルリミツユビカワセミ、カンムリカッコウハヤブサ、メンフクロウなどは相変わらず健在。

最近使い始めて好成績のポートダグラスの池でトサカレンカクや水鳥を。あとマミジロクイナが数メートル先で長時間見らればっちり撮影できたと思う。私もあの距離で撮れた事は無い。

モモイロインコがようやく戻ってきた。この間かなり苦労したのが記憶に新しい。(モモイロインコは近年、ケアンズの春から初夏にかけて一時的に姿が見えなくなり内陸へ行かないといけない)

とある場所にてケアンズではとても数が少ないアカビタイムジオウムが4羽。モモイロインコやおびただしい数のゴシキセイガイインコやコセイガイインコ、何故かカノコスズメと一緒に。

コセイガイインコ。周りを見るとインコ、インコ、オウムインコ、オウム、インコインコ、オウム…花鳥園でもこれだけのオウムやインコが一カ所にはいまい、という大爆発に遭遇できた。

アカオクロオウムは少し普段とずれた所に居た。

ライチョウバトも久々に見るまとまった数だった。雨期になってきた感じ。鳥が多いのはいいけど、車から外に出て暫くは双眼鏡や望遠鏡、レンズが蒸し暑さで曇ってしまい困った。「次回は冬ー春がいいですよ。猛禽が多くてコシアカショウビンも来てる、おまけに涼しい!」と悪魔は囁いておいた。
最終日は取りこぼしを拾いに各地へ。見るだけではダメなので観察派の方々よりも大変だ。ナンヨウショウビン、ハチクイ、レンジャクバト、ヒジリショウビン、シロハラウミワシ、イチジクインコ、オニアジサシを片付けて終了。唯一オーストラリアミヤコドリはこの日はどの浜にも来ておらず拾い損ねた。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。どなたでもお気軽にご利用下さい。お問い合わせ

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