Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ミコマスケイの海鳥(南半球1の海鳥の大繁殖地)

ミコマスケイ全景

ミコマスケイは、ケアンズから毎日数社のクルーズが出発しており簡単にアクセスできる所です。多い時は長さ800mの中州のような島に20000羽もの海鳥がひしめいており”足の踏み場もない”状態になります。バードウォッチャーにとっては夢のような所で、バードウォッチングツアーとして何度か訪れた際多くのバードウォッチャーは興奮状態になります。

人間の興味とは実に面白いもので、世の中には”鳥が大っ嫌い”の人も結構います。「鳥が沢山いるらしいから行かない!」「私の時はあまりいなくてよかった!」「よかったですね、私が行った時は鳥だらけで最悪でした」「鳥が近くに来たりする事とか絶対ないんでしょうね?」とかの旅行記とかコメントも結構見るんですよね。まぁいいですけど。ミコマスケイは南半球最大の海鳥繁殖地と言われています。

ミコマスケイは、鳥好きだけが高い料金を払ってたどり着くような島ではありません。この島の鳥達にとって不幸だったのはミコマスケイがケアンズから近い事、海が奇麗な事でした。連日ミコマスケイを訪れる人の97%は別に鳥に興味のない人です(多分)。

一目でバードウォッチャーとわかるような格好や行動をしていると、スタッフの機嫌によっては普通近づけない島の裏側にボートでまわってくれたりします。あと、ミコマスケイの海鳥に関する資料は日本語/英語で用意されており、船内でもらえます。

写真には写っていませんが軍艦鳥もほぼいつもいます。
面白い表情のカツオドリも良くいます。

普通のコンパクトカメラでも十分撮れるくらい近いですよ。

ミコマスケイには幾つかのクルーズで行く事が出来ますが、とにかく安く、安い事が最優先だぁ、という人は3時間かかるし揺れるけどシースタークルーズ。航行時間、滞在時間、質、料金、ランチの質などを総合的に考えたら

オーシャンスピリット がやはり一番でしょう。

ケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。お気軽にお問い合わせください。

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