Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

10万羽のセキセイインコを求めて その6


推定15万羽の大群を朝見て、日中村へ戻ってきて休憩。何しろ外は気温43度、私は誰もいない宿のプール(苔でヌルヌル)に浸かりながら周囲にうじゃうじゃいるセキセイインコや時折混じるオカメインコを1人で見ていた。普通ならこのモーテルの敷地だけでも十分な野生インコ観察だ。

午後は各自モーテルで画像整理とかして過ごす。アウトバックでは午後2時になっても3時になっても気温は上がり続けるので午後のプライムタイムというのは日没直前だけだ。もう目的は果たしているので気楽な気分で探しに行く。

もちろんいたのだが、昨日ともまた違う活動パターン。何か遠くをみて考えているようにも見える。

私たちも地平線で発達する雨雲や微かな雷鳴には気がついていた。しかしこれが間も無く『100年に一度』と呼ばれる甚大な大洪水をもうすぐ起こすとはまだ夢にも思っていない。

村に戻る直前。あらら、これはなんだかおかしいぞ?空気中に水分はほとんどない砂漠地帯にこれだけの雲がどこから??(続く)

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