野生のセキセイインコ　ケアンズ近郊2018年版

一般的に砂漠方面の野鳥でありアクセスが難しい土地を不規則に放浪して過ごしている野生のセキセイインコ。時期もポイントも不規則であり、近年ジョージタウンエリアではこうした群れは特定の一角に朝の30分ほど押し寄せるだけ。ジョージタウンに相当精通した野鳥ガイドなしではそれらは見られないだろう。

それどころかアウトバックでは時には進退窮まることだってあるかもしれない。実際2018年8月のあるツアーではAAK Nature Watchのランドクルーザーのフロントガラスは二日で４箇所割れ、オフロードタイヤもパンクし、リヤガラスは完全に粉々になった。私はそれらに淡々と対応できるけど、ほかの人だったらどうなっただろう？？


それでも集団で高速で飛び回る彼らには代え難い魅力がある。アジア人としては初めて700種類以上もオーストラリアの野鳥を見てきたけど、私はこの鳥が結局オーストラリアで一番好きかもしれない。


特に100羽以上の群れで飛んでいる彼らが。


森背景。


草原背景。


これは全員にピントがあっている一枚。こんなのを写したかった。


今年はジョージタウンエリアで初めてセキセイインコが営巣しており、オカメインコも同じく初めて営巣しているという記念すべき年を迎えている。こんな年が毎年くればいいのに。