毎年のようにキバタンが繁殖するケアンズの大木。樹齢は300年以上とも推定されている。洞から顔を出しているのが幼鳥で、右上で見守っているのが親。こうした大木は砂漠に湧き出る泉のように替えの効かないとてつもなく重要なものであって、子供の遊具を設置したいからという他にいくらでも調整できそうな理由で伐採されるべきものでは決してない。この写真の木ではないが、この近くの同サイズの木がある朝に大した意味もなく切り倒されたことは地元のナチュラリストたちに強い衝撃と怒りを産んでいる。なぜ、一般人というのはそんなに動物に対して無知で無関心なんですか?
幼鳥はあどけないです。
顔をひねった時に、これは母親の方だとわかった。