Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

近所のイチジクの森:メグロヤブムシクイ

メグロヤブムシクイ
メグロヤブムシクイはケアンズ周辺に広がる熱帯雨林の世界遺産「クィーンズランドの湿潤熱帯林」に固有の13種類の一つを構成する。ちなみにその13種類の固有種というのは最近の変更でSpotted CatbirdとCryptic Honeyeaterが加わって15種類になった!とされたのも束の間、シラフミツスイが「クィーンズランドの湿潤熱帯林」以外の場所でも見つかったのでマイナス1、つまり14種なのか?とかゴタゴタしている。

まぁそんな話誰も聞いてくれないと思うのでやめておきます。「クィーンズランドの湿潤熱帯林」の固有種を全部見たい、というリクエストが日本の方々から来たことは一度もない。一応それ専用のコースも作っているけど、約20年ガイドやっていて、1度の申し込みももない。もはやネタとしてホームページに残してあるだけなのだけど、そんな話をオーストラリア野鳥の会の元会長としていたら「それは興味深い。オーストラリア人なら“固有種を見る”以外のコースには滅多に申し込みなんかないはずだ」と、欧米の真逆の価値観を見せつけられた。

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