Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

新コース:クィーンズランド州北西部・サバンナウェイ7日間


欧米のツアー会社の仕事を引き受けだしてから、ケアンズ周辺の繁忙期の7月から10月にかけてが1−2年前から抑えられてしまう状況が続いており「申し込めるツアーがない」という状態が続いています。そのため3月や10月のブリスベン、11月のパース、12月1月のタスマニアをお勧めしていますがそれに加えて5−6月がシーズンとなる新コースをまもなくアップロードします。北西部クィーンズランド7日間です。

このコースではオーストラリアの辺境部を駆け抜けダイナミックな光景を旅します。1日目は有名なジョージタウンへ向かいます。この地域はアウトバック系の野鳥が豊富です。モモイロインコ、ホオアオサメクサインコ、コシアカショウビン、ハイイロツチスドリ、キンセイチョウ、キンカチョウ、キバシキンセイチョウ、ウスユキバト、ヒメフタイロヒラハシ、カオグロミツスイ、コシジロミツスイ、クロオビミツスイ、ノドアカムジミツスイ、キイロコバシミツスイ、ノドグロモズガラス、カオグロモリツバメ、ホオグロモリツバメ、マミジロモリツバメサクラスズメ、ナンキンオシ、ヒバリモドキ、コシアカヒバリモドキなどが記録され、運がいいとアウトバックへ行く途中でキンショウジョウインコや(ネッタイ)アカクサインコを見かける事があります。ベニオーストラリアヒタキ、ムナオビトサカゲリ、コシアカツバメ、ムナジロシマコキン、クスダマインコといった突発的な野鳥の出現も過去にありました。年によってはセキセイインコやオカメインコが飛来します。

二日目と三日目はカルンバという辺境の港町で二泊して大量の水鳥とマングローブ系の特殊な野鳥を大きく追加できます。例えばマングローブオウギヒタキ、シロハラモズツグミ、ズアカミツスイ、キバラメジロ、マングローブキバラモズヒタキ、マングローブセンニョムシクイ、コモンチョウ、大量のオオヅルやオーストラリアヅルが期待されます。夕日の名所でもあります。


四日目はバークタウンを経由してグレゴリーへ向かいます。名物のホオグロオーストラリアムシクイ、オジロオウギヒタキ、ワキアカヒタキのほかこのエリアはエミューやオカメインコ、セキセイインコやアカビタイムジオウムといったアウトバックの放浪性の野鳥が飛来している可能性もあります。他にも多数のオナガイヌワシやアシナガツバメチドリ、ヒゲナシヨタカなどが期待できます


五日目と六日目はマウントアイザで過ごします。私がセスジムシクイ類調査で多くの時間を過ごしている内陸の街で、オカメインコ、アカビタイムジオウム、セキセイインコ、モモイロインコ、ミドリマキエインコ、クスダマインコが群れで飛び回り、タイミングが合えば繁殖中のセキセイの姿も多く見られるというインコ系総本山とも言える土地です。インコ系以外でもショウキバト、ベニオーストラリアヒタキ、オグロバン、エミュー、ムナグロオーストラリアムシクイ、クマドリバト、マダラニワシドリ、オーストラリアチゴハヤブサ、大量のオナガイヌワシ、無数のキンカチョウなど魅力的な野鳥がおり、ジサンショウクイ、ムネアカミフウズラ、アカビタイサンショクヒタキ、カンムリモズヒタキといった突発的な放浪性鳥類出現の楽しみもあります。(ムナジロセスジムシクイは特別リクエストがなければ探しません)。夕方に終了後はマウントアイザからケアンズへ夜の飛行機で戻ります。あるいはフライトの都合によっては逆回りのこともあります。

2024年5月29日から6月4日にかけて最大4名様にて催行予定です。ランドクルーザー200で行います。費用は国内航空券を含み、4名様ご参加でお一人約$3200です(航空券が時価のため、変動があります)。

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