Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

帰還第一報はムナジロセスジムシクイ

毎年恒例の約2週間のセスジムシクイ調査の最大のターゲットは、難しいことで有名なムナジロセスジムシクイ。今年はてっきりコロナによるロックダウンや州境封鎖などでムナジロセスジムシクイに挑戦したオーストラリア人は少ないのかと思っていたら、逆に『(海外などに行けないので)記録的な数のオーストラリア人がそれに挑んだ年だ』とFacebook上で複数の人から指摘された。私が「記録的な数の人間が挑んだという割には、半年間で一件のムナジロセスジムシクイの写真しかここに投稿されていませんね」と返信すると静かになった。要は、

2020年、記録的な数の人間がムナジロセスジムシクイに挑み、記録的な数の人間が敗走した

ということでしょう。
ムナジロセスジムシクイ
これらがそんなムナジロセスジムシクイの写真達です。在庫品ではなく今回撮影したものだけ。



セスジムシクイ調査リーダーの身としては、ムナジロセスジムシクイを見つけること自体はもはや当たり前に期待されていることで、今回私はその巣や卵まで見つけるつもりでいたのでそれが叶わず達成感はそこまでない。幼鳥に給餌している親なら見たが。



ツアーも可能です。

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