Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ヨーク半島アイアンレンジ2018 ダイジェスト3


と、いうことで今回は日程を短縮するため往復ともに飛行機でアイアンレンジ入り。


既に今シーズンの踊り場が分かっているオオウロコフウチョウは簡単にゲット。


まぁ半時間ほど見守っている程度ではメスなんか来ないのは仕方ない。ダンスそのものを狙うならそれだけに1日くらいは欲しい。


キアシオリーブヒタキは図鑑の印象より小さく、かつ高いところにいる野鳥なのでこれでもまずまず。アイアンレンジの固有種群の中で私にとって2番目に厄介な相手。


カオジロヒタキはなんとなくパーマンに似ている。


密猟者の木」が2011年に倒壊した後、繰り上がって序列一位。あまりにも有名なオオハナインコのメスが暮らす木。


散々同じ構図の写真を見ているので、むしろオオハナインコは巣の外にいるやつのほうがいい写真にさえ感じてしまう。


日によって1−3万程度のばらつきがあるねぐら入り。


驚くべきはこの地域のヨタカの多さで、45分のドライブの間に10羽とかオヒロヨタカを見たりする。日本のバーダーは大ベテランでもフラッシュと懐中電灯を使った夜間撮影に不慣れというか、持ってさえいない人も多い。これまでも「食後は夜の生き物を探しつつ帰りますから」と事前に言ってあっても99%の人がカメラの設定も小道具も何も準備できていない。夜行性である哺乳類が名物のオーストラリアやアメリカではフラッシュは「三本目のレンズよりも先に必要なもの」とされ頻繁に登場するけど日本ではフラッシュを迷信的に良くないものとし過ぎている気がする。野鳥がそんなにフラッシュが嫌だったら一撃で飛んで逃げるはずだけど、逃げていった記憶はない。それよりも人間が近づいてくる方がよっぽど嫌で、飛んで逃げるよ。

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