Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ノドグロヤイロチョウの幼鳥

欧米の人々は特別な感情を持っていない人がほとんどながら、日本の方々には何らかの理由で特別な存在であるヤイロチョウの仲間。オーストラリアには2種類が留鳥として存在し、ケアンズからブリスベンにかけてはノドグロヤイロチョウが分布している。もう一種はダーウィンの方にいるムナグロヤイロチョウ。残念ながらケアンズ周辺はあまり好適地ではなく(山歩きを厭わない、もしくはたまたま繁殖中のペアに当たった場合は別)、私の地元アサートン高原南部に至っては何年かに一度程度しか発見されない。

先日タウンズビル郊外でアライドイワワラビー(コミミイワワラビー)を探していた時、雨季によって生じた無数の藪蚊に辟易して数分で帰ろうとしたらノドグロヤイロチョウが道端を歩いていて驚いた。
ノドグロヤイロチョウの幼鳥
歩行者も多いこんな道路脇を普通にうろうろしているなんて地元では考えられないな…しかもこれ幼鳥だからタウンズビルで繁殖しているのか。

強い虫除けをしていてもヤブ蚊が多すぎて数秒も立ち止まっていられない状態だったので逃げるように撤収したけど、歩道の両脇に少なくとも合計3羽のノドグロヤイロチョウがいた。写真はアライドイワワラビーを想定していた100-400mmレンズかつ夕方なのでご容赦を。

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