Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

スマトラサギの飛び出し

スマトラサギの飛び出し

オーストラリアでは北部のマングローブ地帯にだけ基本的に分布し、オーストラリア南部からのバーダーの憧れの一種でもあるスマトラサギ。高さ、角度、ちょうどよいところに飛び出した。


写真ではあまり大きく見えないが、サギとしてはオニアオサギなどに続く世界最大クラス。ツルくらいのイメージ。


そういった大型鳥類が湖や草原とか広い場所に暮らしているなら自然だけど、スマトラサギは少なくともオーストラリアではジャングルの支流奥深くといった小場所や樹上に見られることが多いので、出会い頭だとその大きさには「うわあ」と驚かされる。


こうして低地や下流、河口部に暮らしているはずのスマトラサギのごく一部がある時期にマングローブ地帯を大きく離れ、標高800m程度の高原の渓流で繰り返し出現しているのは以前からメールマガジンなどで指摘しているとおり。野鳥コミュニティでは「そんなはずはない」という反応がやはり返ってきているのでもっと記録と映像を蓄積しなければいけない。

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