Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ジョージタウン偵察2018 後編

アウトバックの夜明け

アウトバック・スイート(テントのこと)から見るジョージタウンの夜明け。


おはようジョージタウン。アサートン高原に次ぐ私の第二のホームグランド。


オーストラリアヅルが飛んでいき。


ハチクイはまだ陽だまりでウォームアップ中。アウトバックの朝夕は寒い。

朝のいっときだけセキセイインコが水を飲みにくる場所で待っていたが小群が頭上を通過するのみ。今年はこんなもんかな…と思いつつも年によって餌場になっている草原の方へ移動してみた。そこにもパラパラとセキセイインコがいる(オカメインコもいた)。しかしなんか様子が辺だぞ…!?


うぉー営巣行動してるじゃん!!過去10年以上、200日以上のジョージタウン訪問でセキセイインコが営巣を見せるのは何と初めてだ。これまでは「営巣も見たければジョージタウンでは駄目でマウントアイザ方面まで行かないと無理」と言ってきたがついにそれが崩れ、大きな扉が開いた。


特定のペアに限らず、この草地ではあっちこっちでペアが樹洞の奪い合いをしていた。完璧だ。


それからキバシキンセイチョウの営巣もジョージタウンでは初めて見た。何かが起きている。これは5月のメールマガジンで予言した『今年のジョージタウンはホームランか3球三振』のうち、ホームランの方と呼んでいいスタートを切った!これからが楽しみであり、同時に強いプレッシャーも感じる。


さあ緑あふれるマランダまで帰ろうか。なお「キバシキンセイチョウ」を変換しようとしたら「牙資金 成長」となって吹いた。なんだか恐ろしげな資金だな。

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