Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ジョージタウン偵察2018前編

ジョージタウンのグラスランド毎年4月下旬か5月、一泊二日でジョージタウンの野鳥状況を偵察して配信するのが定番になっている。なぜ偵察が必要かといえばアウトバックの状況は毎年大きく異なり、正直訪問に値しないような年が何年も続くこともあれば、一転して初記録の野鳥が飛び出したり何千というセキセイインコが押し寄せたりと、まぁとにかく行ってみないとわからないのだ。行ってみないとわからないような所へ盲目でツアーを出すような適当なガイドでは私はない。

そんなこんなで私は間違いなく「最もジョージタウンに行くバードウォッチャー」となった。毎年20日を過ごせば述べ10年で既に200日を過ごしていることにになっており、まだ現役であると思われる20年後にはそれは計算上では600日にもなる。



まず動画編。


アカエリツミを追いかけるカササギフエガラスのペア。



ジョージタウン偵察で私が最も探しているのはセキセイインコの群れだ。いなければ数年間もゼロであり、かと思ったら翌年は3000羽で押し寄せたりするようなこのわけのわからない怪物はオーストラリア内陸部の自然現象「ブーム&バースト」を象徴する存在であり、たまらなく魅力的だ。

いいでしょう?この垂直野生セキセイ。




昔その辺のことを長文にまとめたことがあるが、今だにアクセスの多いページとなっている。時間があれば一度見て欲しい。→「野生のセキセイインコやオカメインコの群れを見るには


今年はオフシーズンの間にジョージタウンやノーマントンなどに記録的な量の雨が降ったため5月初旬に配信したメールマガジンでは『今シーズンはセキセイインコやオカメインコはホームランか、三球三振かになる』と予言した。その割には数は普通な感じじゃないか?と思われるかもしれないけど、過去200日以上の訪問でも一度もなかったことが翌日起きる。後編に続く。

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