
世界でもケアンズ周辺にしかいない野鳥は約15種類。その中で最難関とされるのがこのシダムシクイだ。かつてはルイス山などでほぼ毎回観察できたもののルイス山自体が2年以上前の20箇所以上の影崩れて閉鎖。標高の高い熱帯雨林に主に暮らす彼らは元々あまりポイントがなく、難しい状況が続いていた。個人的なバーダーはいいよ、天気の良い日を選んで山道に入って行って1時間2時間1人で歩いてシダムシクイを見つけて自慢ができる。
野鳥ガイドの場合、そもそも二輪駆動のバンなどでアクセスが要求され、歩いても精々片道20分まで、そして薮の鳥を集団に見せないといけない。全員がスキルが高ければまだいいが、目の悪い人が多い。それがもしうまく行ったらはいまた来週それを成功させてください、その後再来週もお願いします、とそれが何十年も続いていくので終わりがない。難しい野鳥でも一回見つけて写真が撮れれば終わり、という個人バーダーとガイドとの圧倒的な違いはそこだ。
このポイントはそれらの条件を全て満たしたところだ。バスでアクセスでき、山歩きはなし、面倒な国立公園でもない。まあ日本語ツアーでシダムシクイを探しに来ることはないだろうけど(こんなものに時間を使って…とマイナスの評価をされる)先鋭的な欧米の野鳥ツアーの案内じに訪問するだろう。
2025年、私はずっとツアーをしていて宝物である600mmF4レンズを1月のコシジロウズラシギの1日と、このクリスマスのシダムシクイのたった二日間しか持ち出すことができなかった。もったいないので一応マーケットプレイスにはずっと出して売ろうとしているものの、中古でも150万円くらいする特殊レンズが大都市近郊ではなくケアンズのような地方部で簡単に売れることはない。1年間でたった2回使っただけ。2026年は年間52日(週1回レベル)の使用を目指す!

