私の自宅ジョンストンベンドでは4月前後ならウジャウジャやってくるキンショウジョウインコだけど、そのほかの時期はもっと山間部の野鳥となる。ジョンストンベンドも標高725mにあり、高尾山などよりずっと高い山の上だが、キンショウジョウインコはもっと高い標高にいる。ブリスベンやゴールドコースト、メルボルンなどオーストラリア南部の人にとっては「そこらへんの公園の鳥」というくらい普通種ながら、ケアンズにいる亜種minorの少なさや人里離れっぷりは別の種だといってもいい。
前から思っていたけど、キンショウジョウインコは正面から見るとあどけない感じだけど
横から見ると二重に見えて大人っぽく見える(同一個体)。
アカクサインコもキンショウジョウインコと全く同じことがいえ、オーストラリア中南部ではどこにでもいる野鳥ながら、ケアンズの亜種nigrescensはキンショウジョウインコ亜種minorよりさらに難しく、もはや全く別の鳥と言っていい。