Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アジサシのヒナ祭り

グレートバリアリーフの砂州野鳥ガイド業とは。例えばコスタリカでは「50歳を超えて野鳥ガイドを続けている人間なんて一人もいない」というくらい身体的経済的には負担の大きい仕事ではある。それは年間で五万キロ運転したり120-150泊を外泊したり、朝の2時に起床したり、1日で18時間働いたり、気温40度45度の中を17kgの荷物を身につけて10km歩いたりとかだ。しかしそれ以上のやりがいや楽しみがあり体力が続く限り辞めることはない。

グレートバリアリーフの砂州へ海鳥を見に。クルーズは毎年にように値上がりし、かなり高額になってきたけど仕事でこんなところへ何十回も来れるなんて私は恵まれている。と思った。


今回はセグロアジサシのヒナがものすごい数だった!親鳥達は遠くまで魚を取りにいっているようで、砂州はとにかくヒナだけで埋め尽くされていた。

モフモフの壁が出来ていた。

セグロアジサシの雛が多すぎてカツオドリ親子の周囲を埋め尽くし、まるでカツオドリがヒナを世話しているような図に見える。ヒナたちはとにかく日陰を欲するようでカツオドリの影に入ろうとするが、時々ウザいらしく突き落とされたりしていた。

オオグンカンドリのグレートバリアリーフ型、メス。

Exit mobile version