Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アサートン高原朝探

ノドジロハチマキミツスイ

朝探(あさたん)とはバードウォッチングの世界では一般的に「朝食の前に1時間程度の探鳥を行うこと」の意味で使われる。野鳥は早朝が活発なのは周知の通りだがケアンズやアウトバックのような暑い土地ではそれはもっと顕著になる。だからと言って明け方から日没までぶっつづけるのもくたびれるので、昼食の後にシエスタがセットになのが普通。私が知っている海外ツアー、例えばケニアでもコスタリカでもカンボジアでもそれは徹底して守られているし、私のツアーでも日帰りや移動日以外ではそうなっている。ただ日本の方々は沖縄方面を除いてシエスタの習慣がないためか、しっかり寝ておいてほしいその時間帯に行動してしまい、午後のまだ暑い時間帯やナイトツアー時にエネルギー切れを起こしたりしているのもよく見る光景だ。私はさっきまで騒いでいてもわずか5分の空き時間の中ででも眠りについて、1-2分くらいで復帰する技能を身につけている。そうでなければ疲労でこの仕事はやっていられない。
ヒガシキバラヒタキ
ヒガシキバラヒタキ。

ノドジロハチマキミツスイ。

カノコスズメ。

ヨコフリオウギヒタキ。

朝探は涼しい地域や水鳥に対してはあまり意味はない。

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