Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アカヒメクマタカ、異鳥種による共同漁業ほか

アカヒメクマタカ

日本では小型や中型の猛禽類がカラスに追われる姿は日常的なものにになったが、そもそもカラスが目立たないオーストラリアではまず見かける事がない。最初普通種のフエフキトビに見え、「なぜ今日に限ってミナミカラスに?」と見直すと珍しいアカヒメクマタカだった。


その他に見たもの達も一緒に。ライチョウバト。


これもちょっと珍しいショットでカオグロモリツバメの頭頂部に花粉がついてまるでキクイタダキのようになっている様子。モリツバメは花粉や蜜も食べるとされているけど普段は昆虫食につき、このように派手に花粉を被った姿は珍しい。


ハチクイ。内陸での平和な一日。


コシアカヒバリモドキの歌は「すーちゃらっか↑ すーちゃらっか↓ すーちゃらっか↑ すーちゃらっか↓」と私には聞こえる。


チャイロハヤブサのホーム。


異鳥種による共同漁業。ミナミクロヒメウ隊が先導し、逃げた魚をコシグロペリカンやオーストラリアヘラサギが表層を、画面には映っていないがノドグロカイツブリ隊が中層を叩く。得意なレンジや足の長さ、相手の大きさやクチバシの形状が異なる点を補完し合った見事な例。

Exit mobile version