アカクサインコの亜種の内、ケアンズとユンゲラ付近でのみ見られるnigrescens(Toropical Rosella)の幼鳥。見られる場所は少なく数も少ない。
こちらが成鳥。
親子揃って食事。
アカクサインコPlatycercus elegansの分類は近年変遷を続けている。かつては独立種だったアデレードアカクサインコとか、キクサインコはアカクサインコの亜種に格下げになりカンガルー島の巨大アカクサインコ亜種melanopterusを含め、アカクサインコは現時点では6つの亜種に分かれている。ケアンズ付近にいる亜種nigrescensはこの15年で数が目に見えて少なくなったが、この一際小さく色の濃い亜種nigrescens(Toropical Rosella)を独立種に昇格させようという動きもある。減少が深刻化する前にしっかり見ておきたい鳥だ。