シロガシラトビは若いうちは成長のような赤みも白身も全くなく、そこらへんのフエフキトビとかによく似ている。
正面から見ると確かにフエフキトビとしてはおかしな感じになるけど、これが上空100mを飛んでいた場合にすぐシロガシラトビの若い個体だと反応できるかどうか?
今年はツツドリの大当たり年で、この20年で最高。普段姿を見せないヤンガバラやジュラタンなどアサートン高原にも出現し、我がジョンストンベンドにおいても今日(1月11日)現在3日連続で記録され、敷地内で確認された142種目の野鳥となってくれた。ケアンズ市内はさらに多く、一つの池の周りに三羽いたりもしている。
アカビタイムジオウムはケアンズ周辺ではとても少なく、図鑑によっては分布図からケアンズは含まれてさえいないくらいだ。実際のところ、私の印象ではケアンズ市内に数羽、マリーバ周辺に15羽くらいといったところだけど、こうして営巣を見かけるのは20年で2回目。いずれもマリーバ。
エッジヒルの大通り沿いの民家の2羽の木に巣立ったばかりのパプアガマグチヨタカ親子が。
ルリミツユビカワセミはジュラタンにて。もはや干上がりそうな小川にて。今年の春(9月から11月の3ヶ月)はオーストラリか観測史上最低の雨量を記録し、平均気温は過去最高を記録した。その結果が現在も収束していない大火につながる。
森の地面がカラカラなので昆虫が見当たらず、ボイドモリドラゴンも見たことないほど痩せこけている。
オーストラリアガマグチヨタカの親子3羽組。老獪な親は人間が近くを通ってもこうして擬態を続けるが、ヒナたちは目を見開いてしまうのはいつも同じ。
オーストラリアにきてしばらくの間、最も好きだった鳥オオオニカッコウ。托卵相手がカラスという巨大カッコウであり、カッコウとしては世界最大を誇る。体が大きなだけでなく「絶叫」という表現がふさわしい鳴き声で騒ぐ。(続く)