現在のシニアがまだ幼い子供だった頃、オーストラリアの総人口はたった500万人だった。今は2300万人。人生の間に人口は5倍に達しようとしているという類を見ない人口大爆発に見舞われているこの国で「大型の手つかずの森」は減りさえすれど増えることはないだろう。次の世代中には日本の人口を抜き去る可能性さえあるともいうこのオーストラリアの人口爆発は、全ての開発に対し基本的には反対という私のようなナチュラリストには大きな圧迫感とストレスをもたらしている。
野山が住宅と道路で覆われる前に、急いで自然や野生動物を楽しまなければならない。そしてそれを伝え続けることで、多少は自然の役に立ちたい。
なおこの茶色いヒクイドリは、若い為であって成鳥はご存じの通り黒色。
←この個体のものと思われる糞。
AAK Nature Watchは昔からヒクイドリの糞画像掲載数で世界一を自称中。