Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

自宅近くで繁殖しているハヤブサに関して

(多忙につき7月下旬の話です)自宅兼民宿ジョンストンベンドから二十数分の国立公園でハヤブサが営巣していることがSNSで報じられだしたのが7月下旬。本来営巣の話はオーストラリアでもタブーなのだけど、そこは誰も絶対に近づけない断崖絶壁で、その下は水深70mの元噴火口という鉄壁の守りであり展望台からも数十メートル離れていることから公開されたのだと思う。それでも私は地名は出さないけど。
ハヤブサ(オーストラリア亜種)
放卵中のメス。ハヤブサと言っても渡りをしないオーストラリア亜種であり、頭部はヘルメットのように黒い。

運がいいとオスが飛んできて放卵交代が見られる。私は誰よりも近くに住んでいるのにもかかわらず、一回見に行っただけだけど(あとはガイドの途中でカメラも持たず何回か立ち寄っただけ)、椅子や弁当持ちで何時間も毎日居座っている人たちが毎回いて驚いた。ハヤブサがそんなに珍しいか?そんなにずっと見ていて面白いか?ケアンズから往復4時間もかけて…?

人生は一回しかないぞ。しかも残りわずかでは?
なお10月8日現在、ヒナは1羽が死んでしまったようだけど2羽は順調に成長を続けており巣立ちも遠くないと思われる。噴火口に落ちないことだけが心配だが。

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