Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

固有種シラフミツスイ

固有種シラフミツスイ

シラフミツスイはオーストラリアの固有種であり、そればかりかケアンズ周辺の熱帯雨林でしか観察されないケアンズ圏の固有種でもある。そうであれば「シラフミツスイ館」とか「シラフミツスイの酒」とか「シラフミツスイの里」などが乱立するのが日本だけど、ケアンズにはそういった固有種は13種類もおり全く何にも抜擢されないのはふと思えば可哀想。オーストラリアから見ると日本のそう行った町おこし、村おこしへの情熱や執着は異常な物にみえる。私が知る全国のオーストラリアの田舎に暮らす人のほとんどが、「永久に未舗装道路のままでいい」「橋を作ったらマチから人が来てうっとうしい」「これ以上もう一軒の店だって増えて欲しくない」という事をいい、私を喜ばせる。

学名 : Xanthotis macleayanus
英名 : Macleay’s Honeyeater



シラフ、という名前は素面や白面とは関係なく頭部や背中に多数見られる白い斑模様から来ている。コジュケイの声を弱々しくした感じで鳴くが、オーストラリア人には「A free TV, A free TV」とも聞こえるらしい(笑)(Pizzy & Grahm)

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