Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アカハラオオタカの若鳥

アカハラオオタカの若鳥
日本にてハイタカの識別が簡単でないのと同じように、オーストラリアではアカハラオオタカとアカエリツミがオーストラリア北部にて酷似している。北部以外では両種にはかなりのサイズ差がある(アカハラオオタカが大きい)ためあまり問題にならないけど、ここオーストラリア北部の亜種ではオスのアカハラオオタカはメスのアカエリツミにサイズが並ばれるため大きさによる識別が不可能になっている。

それ以外の識別点を組み合わせて考えるのだけど、それでも写真が一枚しかない場合などは有名なガイドなども「これは多分アカエリツミ」というように「多分」がなかなか外れない。ドアップの写真があるのにFacebook上でも地元有名バーダー同士でこれはアカハラオオタカなのかアカエリツミなのかで紛糾するくらい、面倒な識別となっている。

そんな記事を下書きしていたら、ちょうど届いたオーストラリア野鳥の会の四季報の中にも「アカハラオオタカとアカエリツミの識別」の話だ。この写真は成鳥なので私の若鳥の写真とは一致しないが、左がアカハラオオタカで右がアカエリツミ。

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