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望遠レンズに偏光フィルターC-PL1L その効果

望遠レンズに反射光をカットする効果のある偏光フィルターを付けて野生動物を撮影してみた。偏光効果を最低にした時と、最適にした時の比較です。使用機材はNikonのC-PL1LとNikonD300、300mmF2.8VR(旧)。


モデルは水辺で獲物を待つササゴイ。
背景の水面が逆光のためまぶしく、それに露出が引っ張られて被写体のササゴイが暗くなってしまっている。

偏光効果を最適にした場合。背景の水面反射が押さえられ、手前のササゴイはずっと見やすくなった。これが偏光フィルターの効果。

これも偏光効果を最低にして撮った1枚。思わずレタッチしたくなるような、アンダーな1枚。

偏光フィルターを効かすと、それ以外は同じ写真とは思えないほど良くなる。これから見ると、上の写真は死んだように見えゴミ箱へ一直線だ。
特に、こういった止水域で水面が鏡のような場所での偏光フィルターの威力が大きい事が分かる。上の写真では、全く見えていないような水中の岩なんかも見えてきている。

↑調べた限りC-PL1Lの通販最安値。私もここから買いました。

偏光フィルターを入手した本当の理由は野鳥ではなく、こいつだ。
今に見ていろ。(写真は偏光フィルター未使用時)

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