うわー余計に不審な雰囲気になった。でも顔だけ見ればテンと変わらない。オオコウモリは直立する為に必要な足や背筋、関節などを省く事によって軽量化に成功しほ乳類として、いや鳥類以外では異例の飛翔できる(滑空ではない)脊椎動物になったという。でも、足とかがあったとしても飛べない訳ではないような気も。オオコウモリのお母さんはお腹に子供をくっつけて飛んでいくけど、子供の重量だってバカにならない。そう考えると、自分に足とかがあってもそれだけで飛翔できなくなるほど体重が増えるとは思いにくいのだが。
本屋をパトロールしていたら、コウモリのそんな特徴を巧く描いた絵本に出会った。アオバズクに襲われた際に飛んでいるお母さんの体から振り落とされてしまい、たまたま鳥の巣に落下しそこで鳥に混じって育てられていくというお話。鳥のヒナ達もマネして逆さまになってみたり、コウモリも頑張ってまっすぐ立とうとしてみたり。オオコウモリがバッタを食べるのか?という疑問はあるもののよい本だった。