Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

Carlia rostralis

レインボースキンク
ケアンズの北クックタウンから、南はタウンズビルにかけての地域で確認されているCarlia rostralisか。自切の後らしきものが見える。脇腹が鮮やかに色づくスキンクは、ケアンズ周辺でもC.longipesをはじめとして数種類いる。


このウィルソンの写真図鑑で見る限りC.longipesは眉線も喉側面も白くなく、過眼線もなく頭部はほぼ無地に見えるのではっきりとC.rostralisだな、といえるんだけどクィーンズランド博物館出版の「WILDLIFE OF TROPICAL NORTH QUEENSLAND」(ISBN 0-7242-9349-3、通称 “カエルが表紙の図鑑” )の写真では全然違って、逆にC.longipesだといいたくなる。たぶん、どちらかが間違ってる。
野鳥図鑑でも、分布図が一つ下の種類とで取り違えられて書かれているとか、頭側線が抜けてイラストが描かれてるとか、「野鳥写真図鑑には同定の誤りはつきものだ」とかいろいろ偉い人達の本にも出てくる。鳥類以外はそこそこの興味までしか持っていないので、あまり大量に爬虫類の図鑑を持ちたくないのだけど気になる…。

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