ものすごく大きな子供をお腹に収納した状態と思われるトビリングテイル。ケアンズ周辺の固有哺乳類であり、地面に降りている姿は誰も見たことがないという強い樹上性により森林伐採の影響を一番受ける動物でもある。キノボリカンガルーはよく地面を移動しているけどトビリングテイルみたいな動物は道路や住宅で森林が分断されると、もう移動ができなくなる恐れもある。標高の高い土地のみで見られることもあって、温暖化によっても居場所を失いつつある。
あなたたちは頭くっつけて一体何を?
トビリングテイルは徹底哺乳類二泊三日ツアーで多くの場合観察することができる。