エレガントワラビー特集

エレガントワラビーとは素敵な和名をもらったものだが、英名はWhip-tailed WallabyあるいはPretty-faced Wallabyなので、結構意訳な和名なことがわかる。平野部にいるワラビーではないので目的を持って会いにいかない限り、バードウォッチングのついでにたまたま見かけるような事のない相手。

岩場に隣接するような乾燥林がエレガントワラビーのフィールド。イワワラビーほど山地性ではないがケナガワラルーくらいの感覚。


その証拠に同じ場所にてケナガワラルー。耳をどうした？お前は犬か！

無知なツアーガイドに当たるとスナイロワラビーもケナガワラルーもアカワラルーもエレガントワラビーもアカネズミカンガルーもイワワラビーもオオカンガルーも全部『カンガルー』である（実話）。なおそれらは全部マリーバで記録があり、入り乱れている。


かがんでいるとイワワラビー系の雰囲気があるのだが
立ち上がるとその背の高さや線の細さは全然違う。いやぁやっぱりエレガントなワラビーですね。

アウトバックの地平線にとろけるような夕焼け空。こういうのをリクライニングチェアに座って眺めているのは、私にとって人生の素晴らしきことの上位に入る。