エリマキトカゲ専門家になる

これはダーウィン郊外の野生エリマキトカゲ。ケアンズやケープヨークなど私の地元クィーンズランド州ではこれほど赤みを帯びたエリマキトカゲは存在しない。
←クィーンズランド州ではこうして灰色一色。

先日放送になったフジテレビ『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』のダーウィンロケに呼ばれた最大の理由は「野生のエリマキトカゲを見つけるのを手伝って欲しい」という事だった。（他にも幾つもあったけど）しかも、前日撮影班のみで探したけれども見つけられなかったという。


現地。私が機材などを車から降ろしている間に撮影班が周囲を前日に引き続き探し始めた。その歩き方を見た瞬間に（ああ、それでは見つかる筈がない）と思った。


結局10分以内に最初の1匹を発見し、その後つぎつぎ合計10匹以上を発見。多分30匹くらいはいけたのでは。「昨日はなんだったんでしょうね」「まったく足元にも及びません」と言われ『エリマキトカゲ専門家：太田祐』（配布されたロケ資料にそう書いてあった）として無事任務をこなした。それにしても私はいつからエリマキトカゲの専門家に…？