Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

オージービーフ特集

オージービーフ

デパートの催事場のようなタイトルですが。整理中の最近の写真の中に大量のオージービーフ画像があったのでひとまとめにすることに。


砂漠的な環境に放牧されるこちらでは、牛の品種は干ばつに強いドラウトマスターが中心。大きくなったドラウトマスターは和牛などとは全く別の生き物で、妖怪のように見える。


ほとんど草も生えないアウトバックで、蟻塚の中を水と食べ物を求めて放浪するオージービーフ。かれらはほぼ野生動物と呼んでもよく、ジョージタウンなど内陸行きのツアーではこういったオージービーフに関するトークをしながら移動するが、それが大変好評。世界的に野鳥ガイドはバスで移動中とくに何も話をしない、または鳥の解説しかしない人の方が普通だが、私は森羅万象いろいろな話をする。野鳥ガイドを辞めたら僻地でカウボーイになりますと以前からずっと言っているように、自分の好きな世界を紹介するのは楽しいことだから。


アウトバックでは貴重な並々と水をたたえた池に到達し、極楽とばかりに泳ぎまくる牛。コシグロペリカンが怪訝な顔をして見ているじゃないか。


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