Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

ウォータードラゴンが卵を産んでいった!

ウォータードラゴンが卵を産んでいった玄関先にある日見慣れぬ穴が空いていて、そこにはジェリービーン型の卵が産み落とされていた。てっきりうちの川にたくさんいるカメがまた卵を産んで、それが動物に発見されて掘り返されたといういつもの光景だと思って覗き込むと卵は全部無事。なにこれ?

では穴を掘って卵を産んだだけでそのまま親は去っていったってこと?そんな無責任な。これでは食べてくれと言っているようなものだ。いったい誰が?

写真ではわかりにくいが、画面右上の白く光っているのが川で約15mの崖の下を流れている。ジョンストン川はここで直角に向きを変える。

(ちなみに宿としてのウチの名前、ジョンストンベンドのベンドとはこうした大きな蛇行部や深くなっている部分のことを指す)



そしてこの崖下の立木には頻繁にこのヒガシウォータードラゴンが日向ぼっこをしているのを思い出した。ヒガシウォータードラゴンについて調べると「卵を産むだけで埋めない」行動はよく観察されるようで、卵の形状や環境などからもヒガシウォータードラゴンとみてほぼ間違いないでしょう。しかしながらこの卵は1時間以内にヤブツカツクリに捕食されることは間違いない。

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