Site icon 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)

アメジストニシキヘビを自宅敷地で



今週は朝晩が冷え込む日が続いているマランダ。お昼近くになりやっと暖かになってきたなぁと敷地を散歩に出かけると、誰かが土手で先に日向ぼっこをしていた。


アメジストニシキヘビ
アメジストニシキヘビ。変温動物にとって冬にこの陽だまりは極楽に違いない!体長は3m以上あり、自宅敷地で見かけた最大の生き物を更新。

アメジスト、という名前はこの胴体の光沢からきている。オーストラリア中南部にはダイヤモンドニシキヘビというのもいるが別種。

こういう巨大な肉食動物が敷地にいることは小鳥を飼っている身としては良いことではないのだけど、全ての在来種にはそれぞれの役割があって繋がっている。怖いからヘビを、ウザいからハエを殺せばそれはそこの生態系のどこかに打撃を与えてしまう。可愛い鳥だけ増えてほしいなんていうことはあり得ないのだ。野鳥を庭に増やしたければ、万物の事を考慮する必要がある。

Exit mobile version