ハゴロモインコを撮っているとき背後で「うぎゃー」という声がしたのでガイド同士顔を見合わせた。メガネオオコウモリはヨーク半島にはいないのでクロオウコウモリだ。基本的には野鳥のツアーだけど、他の動物、特に哺乳類は少しでも見られるに越したことはない。
↑これはツアー終了後に欧米のツアー会社に届いた感想の第一弾。
アンドリューさん『ガイドは想像を超えて素晴らしかった。太田はとんでもない聴力と視力、識別力を持っていて、それでいて気安く初心者にも我慢強く、その情熱は感染性さえある。カトは可愛らしいアシスタントガイドでした。』
ウェンディさん『ガイドは二人とも土地や野鳥に素晴らしい知識を持っていてかつ親しみやすく、これ以上ない適任でした』
ケルビンさん『ガイドは野鳥とその居場所について驚くべき知識を持っていました。彼らの聴力、探知力、広大な環境から野鳥を見つけ出すスキルは通常のものではありません。太田がジャングルを一瞬横切ったキバシショウビンを藪の中から見つけ出したのは藁に落とした針を拾い出すようなものでした。思うに彼の希少な野鳥の居場所の知識やその声を識別し拾い上げる能力、深いジャングルからそれらを見つけ出す能力は圧巻のものです』
メイソンさん(アメリカ人野鳥ガイド)『太田は素晴らしいバーダーです。なぜこう識別したのか、その根拠や好む環境を説明するところが特に素晴らしかったし、聞こえてくる鳴き声の大半を解説するのも良かった。彼は訪問する土地に関しての雑学をよく提供してくれたし、それは聞いていて楽しかった。カトはややこの地域の野鳥に関して経験が不足しているところも見受けられましたが、それでも全体としてよく学んでおりグループが快適に安全に行動できるように献身的でした。二人とも一流です』
グラハムさん『ガイドはとても物知りでそれを親切にシェアしてくれました。特にメンバーの一人が体調不良だったためとても献身的でした。どちらのガイドも強くお勧めしますしツアー全体も良かったです』
動画編。この投稿が公開される頃には太田は25回目と26回目のヨーク半島アイアンレンジツアーに出発しています。こう書くのは簡単だけど、それはそれは色々なことがあった歳月です。
ケープヨーク(ヨーク半島)6泊7日(アイアンレンジ国立公園)バードウォッチング