朝一番にアカオオタカを探したのだけど見つからず、レイクフィールド国立公園で探鳥してからの午後に再アタック。なかなか見つからずこの20mで出なければもう撤退ね、というところで
でた!さすがオーストラリアで一番珍しい猛禽類、焦らして焦らして最後に出てきた時はゴシキセイガイインコ付きだよ。とそれを大満足して見ていたらカラスと何か猛禽類が物凄い速度で争いながら上を通り過ぎた。もしかして?と追いかけると
アカオオタカのオスだった!こんな数羽しかいない野鳥を毎回見つけるなんて話が出来すぎている。営巣すらしていないのに。
オーストラリア郊外の道路には残念ながら多数の動物の轢死体が横たわっているけど、それらは猛禽類の餌になる。しかしオナガイヌワシがこれほど逃げなかったのは珍しい。通常は車がスピードを落としただけで飛んでいく。
レイクフィールドといえばキビタイヒスイインコなんだけど、生存数は50羽程度ということで年々その見え方は悲惨になってきている。2021年から増強された保護活動によって、例えば巣を電気柵で覆うことにより外敵からの防御率100%といった前向きな数字も出てきてはいるものの、バードウォッチャー目線では「悲惨」の一言。特に私はまだ数十羽が自然に飛んで池に現れたり草原で餌を取っていたのを見ている最後の世代なので。
これがもう少しでツアー参加者を襲うところだったオーストラリアワニだ。というか実際襲ったんだけど間一髪かわしたにすぎない。参加者は水際から50cmほどのところに立っていた。自由時間中のこととはいえ、危ないところだった。
日産サファリ。荷物を積んで果てしない凸凹道を走り続けるうちに背骨が曲がってしまうことがある。こうなると直すより廃車にした方が安い。特に三菱トライトンで多く報告されており、自分がトヨタ乗りだからいうわけではないけどトヨタ車はその高いシェアの割にこうした悲劇を起こす確率は低いことだけは経験から言える。ヨーク半島は依然として大型クロカン車以外で訪問すべきところではなく、大型クロカン車でさえ下手したらこうなってしまうでないか。レンタルしたら空気圧52PSIに設定して渡されるかもしれないぞ?
知人の土地でモリショウビン、トサカレンカク、ミツスイ類の撮影三昧。
ヨーク半島南部はケアンズの日帰り圏では珍しくなってきたハゴロモインコ天国。
めっちゃ盛り上がってる!!
モモイロインコ、アカオクロオウム、アカビタイムジオウム、サメクサインコなども記録されるヨーク半島南部はキビタイヒスイインコと合わせて意外とインコ王国でもある。