ナイトツアーでみんなが見ているのは

ウォーターパイソン。別に探していない上に専門ではないけど、アイアンレンジでは色々な蛇が出る。

日中、特に早朝は森で固有種をどんどん片付ける。エリマキヒタキやネコドリ、ヒメヤブムシクイ…

オオウロコフウチョウ、アカガオインコ、ナキカラスフウチョウ…

キアシオリーブヒタキ、ノドグロヤイロチョウ、クリハラヒメカッコウ…

ゴードンクリーク合流地点。

ハリモグラは20年前初めてアイアンレンジに来た時に日中に見て以来、と思ったらこの晩に2匹も出た。アカチャアオバズクも出た。ただ体調不良者がいたので足早に宿に戻った。その人はニュージーランドから来た人で一番見たいと言っていたのはヤシオウムだった。二日目が終わり「まだ出ませんねえ」と雰囲気がなって来て、真昼間にもしかするといるかも?と覗いたポイントで

ビンゴ!車の中から。

迫力の外見とサイズに似合わず繊細な性格な野鳥なのがヤシオウム。逃げてしまわないよう大盛り上がりする2台の車内をなだめ、無線で指示を出しながら冷静に手順を踏んで少しづつ窓を開け、ドアを開け、順番に車外に出て、少しづつその人数を増やして全員が完璧に至近距離で見られた。

完璧だろ。英語が不完全で息子のような年齢のアジア人ガイドでも、視力・聴力・知識などで早い段階で圧倒すればみんな安心してなんでも指示を聞いてくれる。