これはスタッフ用の簡易宿泊施設の中なんだけど、こんな室内の真ん中という環境でもイリジウム衛星携帯電話は時々電波をキャッチする。これまでのスラーヤ衛星携帯電話では絶対になかったっことだ。すごい。

近くの私有地ではあのシラボシリュウキュウガモが10羽滞在していた。この池で過去に見たことはあったけど、昨年一昨年と何回か訪れた際は不発だった。定住せず常に数日単位で移動を続けるシラボシリュウキュウガモは興味深い相手だ。

別の私有地の池の奥にはオーストラリアワニもいた。オーストラリアワニ(淡水ワニ)としてはこれ以上ないくらいのサイズだった。シラガトビも見られた。
2台目の車が『未舗装道路のカーブのたびに横に滑る』というので空気圧をチェックしてあげたら52psiだった。唖然。つま先で走っているようなものだ。
一般的にオーストラリアのメカニックやタイヤメーカーが推奨する空気圧は40くらい。私は伝統的に33くらいだったのだけどみんなが40、40というので試したら今まで人生でパンクなんてほとんど記憶になかったのに40にした途端3年間で6回くらいパンクして33に戻した。戻してから一度もパンクしていない。ということで空気圧に関しては私はもう結論が出ている。33。以上。
私の毎年の年間走行距離8万キロ(人生の三分の一は運転)、そのうち5000kmは未舗装道路、飛び石でフロントガラスを破られた回数のべ40回、オーストラリアの辺境にてフリーの野生動物ガイドという実績の持ち主は自分の経験で判断すればよかった。
あっという間に空気を抜くことができるデフレーターで35くらいまで下げてあげる。デフレーターは4個セットで売られているけど空気圧を20下げるのに10秒もかからないので1個あれば十分だと思う。2台目3台目の車に1個づつ入れておくとか?
しかし空気圧を破裂寸前の52に設定して何もわからない女の子に車を渡したやつ、下手したら殺人未遂だよ。

アカガオインコ(メスなので茶色)はロリキートではないのだがユーカリの花で食事?

アイアンレンジで最も目立つ小鳥、コキミミミスツイ。ケアンズのとは別亜種。

数年前から断続的に続いているパターン、日中に芝生に希少種チャバラニワシドリが現れるパターンは今年も発動した。巣材を集めているようにも見えるのだけど今冬だし…オスも急愛してないし?

100m向こうから見つけたときは何かサンカノゴイみたいな首の太いサギだと思って、珍鳥揃いのこのグループのこと、大変だ!!と駆けつけたらヒャクメオオトカゲだった。
オーストラリアの果て、ヨーク半島のアボリジニの村にも日本の文化が押し寄せていた。

海岸で夕焼けを見ていたら黒い影が横切った。猛禽?いや、ヤシオウムだ!