
南側からカカドゥ国立公園に入った。私が何年か前に発見して大きなニュースになったアカオオタカの営巣木は残念ながら焼け落ちていた。1日くらい時間があればまた見つける自信はあるが。ここではシロハラコウライウグイス

トサカハゲミツスイは沿岸部ダーウィンとカカドゥの砂岩地帯とでは早くも別亜種に分かれる。襟に黒い部分があるほか、聞き慣れていない分この砂岩地帯の亜種の方が滑稽な声に聞こえる。
撮影スポットでもある崖の上では観光客に混じって遠くを監視するバーダーがちらほら。世界でもこのへんにしかいないセグロシロバトを狙っているのだ。私は崖の上に上がった直後に飛んでいくのを見たのだがしばらく待っていると

「ハト!」の声。まあ結構遠くだが、間違いなくセグロシロバトだ。喜ぶイギリス人。

そしてそれが飛んだ。あんな美しい尾羽を持っているとは今まで気が付かなかった。ただ実はこのセグロシロバト崖パターンは私にとっては保険に過ぎず、時間帯限定ながらもっと近くでみられる場所も知っている。

それがここだ!そして遠くで鳴いているなとは思っていた

この辺にしかいないシロスジミツスイも立て続けにゲット。もうこの辺りの展開は最小の時間と労力で難しい野鳥にあうガイドツアーの極みという感じ。

翌朝は早朝からボートツアーへ。朝焼けのシロハラウミワシ。

カササギガンが飛ぶ。
オーストラリア唯一のネイティブの竹であるアーネムバンブー。先住民にとってはさぞかし役にたつ材料だっただろう。釣竿や建材、武器などとして。

オーストラリアヘラサギは遠目に見るだけだとクロツラヘラサギに似ているけど、黄色い眉の他に額のところに赤いワンポイントがある。