ダーウィン、カルンバ、レイクフィールドなどケアンズ日帰り圏を避けて分布しているノドジロムジミツスイは変哲もない鳴き声と相待って認識しずらい野鳥だ。和名もあまり良くない。ノドジロ、の部分はなんとか納得できてもムジ(無地)でもなんでもない。
ダーウィン市内からほぼ出なかった今回の4日間だけど、流石にフォグダムまでは行った。フォグダムは国立公園ではないけど、今年から一人当たり$10もの入場料を課すようになった。ただしこの州の住民は除外。フェア・ゴーが合言葉で公平さには敏感なオーストラリアがこういうことをするとは思わなかった。自分よりも裕福な海外の国民に追加料金を課す、というのなら発展途上国では良くあるけど、同じオーストラリア国民内で無料と有料の差があるのは聞いたことがない。東京都民は無料だけどそれ以外の人は公園を使うのに1000円ねというのと同じ。緑地レベルの場所に出入りするたびに3人で3000円も徴収されていたらたまらないし、厳しい暑さに加えてこの新制度こそが私がもうダーウィンへは行かないという理由だ。遠くから遊びに来てくれた人々への感謝はどうした?世界中に旅行先は無限にあるんだよ、勘違いするな。
ケアンズと共通の種でも亜種違いがズラリと並ぶダーウィン。ルリミツユビカワセミもそうだ。
ヒジリショウビン。
針の穴を通すような先の空間にハイガシラヒメカッコウ。あんまり冬に見るイメージないな。
タイワンセッカが水辺で活動中。
あえて変な角度からアオバネワライカワセミを。
ケアンズとは違う亜種のベニビタイヒメアオバト。これが普通種なのはダーウィンの良いところだな。
額の色はすごい。
トサカハゲミツスイはケープヨークハゲミツスイと違ってかなり白っぽいので、ちゃんと見ないと分布が被っているコブハゲミツスイにも見えてしまうから注意だ。