ご案内していた方々をメルボルン空港にお送りして解散し、自分のフライトは夕方なので少し時間があるので昔から行ってみたかったある道路を訪問するために1時間以上運転していった。それは
「キンカチョウ通り」という小さな道の標識。世界中にいる飼い鳥キンカチョウの生誕の地であるオーストラリアでも、私が知る限りキンカチョウという名前がついた道はここだけだと思う。聖地巡礼達成。ドラマや映画を全く見ず、特定の誰かの大ファンになるという回路を子供の頃から全然持っていない私にとって巡礼とはこの類の知的な話になる。ただこのキンカチョウ通りでのスナップはSNS上で結構ウケていた。
さあまだもう1ヶ所くらい行く時間あるけど何をしようか?そうだオニアオバズクの新しい場所を開拓しに行こう(この時点で私は大事な計画を忘れきっていることに気がついていない)。再び1時間以上運転をしてたどり着いた公園はまず問題として軽装のお姉様がたくさんジョギングをしていた。完全にアウェーだ。大きなカメラや双眼鏡を持ったアジア人が疑われないようにカメラを覆って足早にそのエリアを通過した。

そしてバーダーの踏み跡などを辿ってオニアオバズク無事発見。ポッサムを捕まえている。

こちらは枝が違う通り、メスと思われる別の個体。こちらもまたポッサムを捕まえているが昨夜のうちに食べきれなかったのだろう。オニアオバズクはメルボルン近郊に数つがいが知られるけど、あまり長続きしない場所が多くいつ行ってもいるようなネグラが待たれる。

タスマニアやメルボルンはケアンズや内陸部より食事が洗練されている。ケアンズではパスタといえばイタリア料理店に入らない限りボロネーゼかカルボナーラしかないけど、メルボルンは違う。名前は忘れたがモーテルで食べたこの唐辛子系のパスタは逸品だった。もっと全国に広まればいいのに(この時点で私は大事な計画を忘れきっていることにまだ気がついていない)。
恒例の動画によるまとめ。メルボルンはわずか4日の滞在でそのうちの1日は必殺の山火事警報でお出かけ禁止に近いという不運だったが、結構撮れ高があることに驚かされる。巨大浄水場はあいにく私にような鍵を持った人しか立ち入れないけど、オーストラリアNo.1探鳥地との呼び声も高い必見の場所だ。

夕方、飛行機はケアンズに向けてメルボルンを無事に離陸。人口500万都市となったメルボルンの郊外に拡大を続ける住宅街は壮観だった。
二日ほどして、私はメルボルン中心部に珍鳥イエガラスが営巣しているので見にいくという超重要な計画を完全に忘れていたことをに気が付く。キンカチョウ通りはともかくとして、オニアオバズクと遊んでいる場合ではなかったのに。オーストラリアで743種類目となることが確実な極めて勿体無いことをした…。