近年の日本の暑さは狂っている、とよく聞くけどオーストラリア各地の夏の最高気温はこうして50度に迫り(いや時々超えていたが)、街中の電光掲示板が気温56度を指している写真が拡散されていた。日本の夏はそれよりは20度低いじゃないか。
1月ごろは毎年タスマニアに行っていて、かれこれ12回目となる。乗り継ぎ地のメルボルンは夕方で気温が45度あり、空港ターミナルと旅客機を繋ぐあの廊下みたいなのの内部が気温40度を超えているため乗客を数人ずつに区切って走って機内へ送る措置が取られていた。そのことには感心したけど、たどり着いた先の機内も35度以上。旅客機のエアコンの能力を超えてしまっておりどうしようもなく、汗だくのまま離陸し高度が1500mくらいになって更にちょうど夕暮れ時となってようやく酷暑の機内が終わった。オーストラリア人は暑さにも寒さにも強いからいいが、日本も今後こうならないといいね。日本でオーストラリアみたいに夕方で気温45度の社会になったら人がどんどん死ぬと思う。
出発前に機材を検討していた時の図。普段私は地元ケアンズでは望遠鏡をジッツォのトラベラー三脚2型と小型のビデオ雲台に乗せて使っている。それは望遠鏡だけを扱うには軽量コンパクトで最高の組み合わせながら、大きなカメラを載せるには非力過ぎる。
ということで今回は三脚、雲台ともに1段階ランクを上げ、RRSのTVC-23三脚とLeofotoのBV-10雲台に望遠鏡を載せることにし、遠征先につきもし必要になれば600mmF4とR3でも載せられなくもないという設定で出かけることにした。
ホバートの宿にて道具を組み立て。これがその望遠鏡とカメラ、そしてMacbook Air(M2)。どれもとても気に入っており、これに写っていないツァイス10倍双眼鏡を加えた4点が最重要持ち物と言える。これだけあれば私は世界中どこでも仕事ができる。
特にUSBで充電できるMacbook AirとR3は大変便利でもう大きな充電器を必要としない。部屋でコンセントが不足することもなく、車内でもモバイルバッテリーからでも充電できる。R3は省エネであり私が予備バッテリーを必要としたのは過去一度だけであって基本的に携帯していないくらいだ。

タスマニア島には12種類の固有の野鳥がおり、私は通常一番難しいメジロヤブムシクイからアタックする。他の野鳥は自然に見られる。まずは突撃ラッパのような爆音でなく名物のクロフエガラス。1/12。現場では「トンボを持っている」と思ったが、画像を拡大してみると正しくはセミのようだ。

とそこに出来過ぎのお立ち台でポーズをとるルリオーストラリアムシクイが。こんなのはオーストラリア南部ならどこにでもいるが、流石に無視はできず。

メスもお立ち台でポーズ。この2人はホバート市に雇われてるんじゃないの?

そしたら下にクリイロヤブムシクイも出てきた。2/12。この野鳥は年齢によって見た目がかなり違い、時々メジロヤブムシクイと誤認されるので注意。

なんか上半身だけを見ればコキンメフクロウみたいだ。

林の中にはアカハラヤブワラビーが。
奥で小鳥の混群があり、最初タスマニアトゲハシムシクイ(3/12)を見ていて、追いかけているうちにいつの間にかメジロヤブムシクイ(4/12)に入れ替わり目的達成。場所を教えることに忙しかったので私は写真なし。それが12回も来ている余裕と言うやつだ。この日は到着日であり探鳥したのはわずか2時間ほど。

タスマニアのモモイロインコ達。最奥はエサをねだる幼鳥。
(その2へ続く)