ウスアオオーストラリアムシクイはオーストラリアムシクイの中では湿った森や水辺を好む。身体も一回り大きく警戒心も弱い。
海沿いの石積みの小屋。なんだかんだ毎年写真にとっている気がする。私は本来非ソーシャルで世の中に関心があまりなく、静かな場所を好み孤独をなんとも思わないタイプなので、いくつか間違ったらこういうところに静かに住んでいたかもしれない。
ここに毎年足を伸ばすのは、本来難しいイワクサインコがスズメのように足元にいることだ。一年中じゃないけどね。
宿の庭にてココノエインコとマキエゴシキインコのツーショット。別にペアというわけではなく、たまたま同じものを拾って食べているという感じ。ここの宿も3年連続になる。旅は後半になり内陸部へ。
オーストラリア南部の共通の難しさとして、天候の振れ幅が大きいことが挙げられる。雨が降るとかの話では全然なくて、3時間で20度気温が上下したり明日になったら25度下がったりする。天気予報によれば今は気温34度あるけど、明後日には6度まで落ちるとなっている。
以前タスマニアで雪が舞っていた翌日に37度を体験したこともある。そういう意味ではダーウィンやケアンズが持つ連日全く変わらない気温というのもありがたいとも言える。私は一年中半袖シャツで過ごしており、少し寒いという時は長袖がわりにレインジャケットを着ている。本当に寒いときはダウンジャケットを着ることで、半袖シャツ以外はほとんど何もいらないという仕組みにしている。
サンドゴアナ。
マツカサトカゲ
パース周辺に3種類いるクロオウムのうち、オジロクロオウムは先日一羽が木のてっぺんで止まって長時間鳴いていたので全員がしっかり見ることができた。普段はもうちょっといるけど1870年の観測開始以来最悪の日照りに襲われているためか、オジロクロオウムはそれっきり。こちらは良く似ているけどニシオジロクロオウムの方。元々一種類だと思われていたオジロクロオウムはカーナビーさんが嘴の形状が異なる群れがいることに気がついて2種類に分裂。実際この2種類が混じり合っていることは普通なく、別々の場所で過ごしている。鳴き声もわずかに異なる。
南西オーストラリアが原産のEucalyptus macrocarpaは数メートルに成長する木で、そのシルバーブルーの葉も真っ赤な花も、独特な形状もとにかく一目につく植物だ。観葉種としても商業的に栽培・流通している。
パースはナイトツアーをしなくても動物が結構見られる。このハリモグラの他にクロカンガルー、前述のトカゲやオオトカゲ達、そしてみんなが探しているフクロアリクイも見られた。