その場の雰囲気を一瞬で変えてしまうムラサキオーストラリアムシクイの色彩には凄まじいものがある。なお一年中この色をしているわけではないのでお間違えなきように。
広大な範囲をかじりとったモモイロインコ。それ一人でそこまでやったのか!?
オーストラリアのビーフジャーキー紹介5種類目はその名もトラック野郎ジャーキー。私はこれらをミントなどに替わって運転中の眠気覚ましに使っているししっかり効果もある。このトラック野郎は味も良かった。
オーストラリアにはいわゆるコンビニはないけど、自販機が充実していたりする。一昔前ビーサンの自販機がケアンズに何台かあることが話題になったけど、最近ホテルなどでよく見かけるのがこうした日用品全般を販売する自販機。日焼け止め、USBケーブル、頭痛薬などなんでもありだ。
パースには無数のパン屋やカフェがあり朝早くから営業しているので朝食はそれらで済ますことが多い。
タイムリーにこの朝に受信したサイエンス系メールマガジンの「ザ・コンサベーションズ」にて今いるパースが4月からの7ヶ月間でたった23mmの雨しか降っていないタクラマカン砂漠と化しており、少なからずの野鳥が野山を離れて市街地に移動してきている、という研究が掲載されていた。7ヶ月間で23mmの雨、というのは私がマランダに引っ越して初期の1−2年ごろに立て続けに記録されたことがあるけど、飲み水は尽き庭木は枯れてなかなか厳しいものだよ。どうりで全体的にパース周辺に今年は野鳥がやや少ない気がするわけだ。
こうして野鳥が少な目な状況なこともあるけど、今回ご案内しているグループが時々いる『ガイドから常に25m離れて歩く』タイプなので苦労した。日本の方々の間では特に珍しくなく、私が歩く速度を何度か変えてもそれに合わせて常に25m距離をとるタイプで、要はガイドが何を見つけても大半は間に合わないし、説明をしても聞こえない。
分布の東部の方ではかなり希少種となってきているオグロインコが木の上に止まっているのを見つけた時も、呼んでも来るまで1分かかるので間に合わなかった。ただ私はガイドをされたくないという人の腕を引っ張って無理にでも鳥を見せたい、嫌でも話を聞いてほしいというガイドでは全くないので、淡々と進行します。学びたい、上達したいという意欲のある人には一生懸命スキルや経験を伝えようとするけど無理強いはしないので。
バッセルトンはかつて木材の積み出しのための長大な桟橋を持っていたけど、それが客船が来航するのに都合がよく近年大きな観光地となった。写真右奥にわずかに見える出っ張りみたいなのが桟橋の終点で、南半球最長の桟橋とも言われている。今年から桟橋の付け根にはヒルトンが建ち、桟橋先端からヒルトンまで路面電車のようなもので移動できるようになっていた。オーストラリア人口の急増と海外大型客船の急増。バッセルトンはすごいことになってる。
我々も普段より少し良い宿に泊まったのだけど、そこに置いてあったドリップコーヒーは人生で一番美味しかった。近くのワインの大産地、マーガレットリバーで焙煎をしている業者のようで帰宅後キャンプの時などように少し注文を入れた。
オーストラリアムシクイ類4種類目、ウスアオオーストラリアムシクイのオス。いくつかのポイントで見かけたけど、マーガレットリバーが一番良かったのは去年と同じ。