
バンディクートはタスマニアやパースなどオーストラリア南部では日中でも活動しているようだけどそれはケアンズ周辺では考えられない。日光の強烈さの違いだろうか。

キボシホウセキドリはケアンズとは異なる亜種で、無印ホウセキドリとの差異が縮まっている。

タスマニア島固有種の10番目、オリーブハチマキミツスイを完了。11番目となるミドリホウセキドリも何羽かいたけど、載せるほどの写真にはならず。今回は旅行計画のスタートが遅れ、間に合わなかったものもあって例の矢倉には行かないので仕方ない。二日目昼でタスマニア島固有種はあとタスマニアヒタキを残すだけというところまできた。

いないなあ、おかしいなあ、観光客が増えたせいか、再導入されたタスマニアデビルの影響かと思案していたヒメウォンバットが帰りがけについに出た。

1匹見つかればあとはワラワラいて、結局7匹を見かけた。ちょうどこれを書いている今、アメリカ人女性ユーチューバーが野生ウォンバットの赤ちゃんを親から引き離して抱き上げ大炎上しているらしい。もちろん良くないことではあるけど、別にどうでもいいくらい小物じゃない?もっと悪いやつ無限にいると思うが。他国を侵略するやつとか車を盗むやつとか無資格でバスを運行する夫婦とか?

ルリオーストラリアムシクイはタスマニアではあっという間に冬羽になってしまうのでそろそろギリギリな感じ。100羽くらい見つけても全員冬羽というのが十数年まえの苦い教訓。次の陸地、南極というタスマニアでは我々が普段住んでいるような場所の常識がことごとく通じない。

あちこちの道路脇にサンショクヒタキがいて、車内から至近距離で見られる。なんかトリカゴみたいな背景になってしまったけど。

ブルーニー島の名物白べネットワラビー。基本的にアルビノなのだけど一部茶色い部分もあり、変異個体群。

人気のセグロサンショクヒタキを探したけど昔からのポイントは人が多くなりすぎて逃げていくのをチラチラ見るのが精一杯。林道では若いオスも含む数羽のグループを見かけたけど逃げ足が早く、幼鳥だけが残ってウロウロしてくれた。明日以降に持ち越し。天気もよくない。このくらいの小雨でも寒冷地のタスマニアでは十分に悪天候なのだけど、現地では雨としてみなしていないようで天気予報は晴れマークのままというのが数日続いた。

最後の朝、といってもたった4泊目なのだけどこれまで残っていたタスマニアヒタキが出てタスマニア島固有種12種類は完成。