太田祐 おおた・ゆう Yu Otaオーストラリア永住の野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、20年以上現地から続けているブログのほかTV番組や書籍、各SNS、機内誌などを通じこの分野の最大の情報発信者。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入した。オーストラリア産鳥類リストは20台半ばでの移住した人間としては驚異的な現在741種。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、オーストラリア人野鳥ファンを英語で支障なく案内できることから豪国内でも全国的な知名度を持っている。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および現役の従業員ID番号も保有。オーストラリア永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格(国交省)なども保有。オーストラリア有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】及び【AAK ロッジ】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。
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» オーストラリア野生動物探訪旅行の記録 » パース・オーストラリアムシクイ類5種撮影会2023 その3
ケアンズから飛行機移動しての探鳥は現地で車を借りるところから始まる。おかげでこれまで実に様々な車種を運転する機会に恵まれ、シュコダみたいな普通まず乗る機会のないようなメーカーの車に当たったこともある。今回もある意味珍しい、五十鈴のミューXを割り当てられた。日本では五十鈴が乗用車を作っているということさえ知らない人が多い。 ミューXは日産X-trailやトヨタRav4、スバルフォレスターなどとは異なるクラスであり、ローレンジギアを装備の排気量3000ccのディーザル車。トヨタのプラドやフォーチュナー、日産パトロールあたりのライバル車となる。車体はプラドより小さいけど実燃費リッター11.8kmは優秀。 カーゴエリアに手元でオンオフできるライトがあるのは、夜間や早朝にゴソゴソすることが多い野鳥ファンにはありがたい装備。だって天井の真ん中にあったって手が届かないじゃん。 集合まで少しフリー時間があったので、気になるポイントに行ってみようと思ってナビに任せていたら最後は車から降りて泳いでスワン川を渡れ、という指示だった。いやいや、普通に橋を使って回り込もうよ。。オーストラリアではナビの精度はこんなもんであり、しかも国土の8割くらいが携帯の圏外なため、すぐに電波が途切れて地図が真っ白になることも忘れてはならない。どうしてもというならデータ内蔵型のカーナビをレンタルするしかないけど、そもそも滅多に流通していない。 今回のテーマはオーストラリアムシクイ5種類の撮影。その第1弾はハジロオーストラリアムシクイ。パースのあたりは分布の南限だけど他の土地よりも見やすい。
エクリプスなので変な感じ。 なお写真館みたいな背景は本物の海だ。
パース市付近はムナグロオーストラリアムシクイの分布の南限でもある。この種はなかなか警戒心が強くあまり近くには出ないことが多い。まあ、オーストラリア全土にいる種なのでパースにいる時に必死に追い詰めなくてもという気がする。
ハジロオーストラリアムシクイは繁殖羽のやつもいて、子育て中だった。写真では青虫を運んでいるけど、他の写真ではよく獲物としてハエが写っていた。 こちらはハジロオーストラリアムシクイのメス。(続く)
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