泥水でも水は水、乾燥した内陸部では貴重な水場に野生のモモイロインコがやってくる。
仮にオカメインコやセキセイインコが飛来していない年であっても(近年はそうした年が多いが)、ジョージタウンは依然として訪問する価値がある辺境だ。その辺境っぷりもウケるし
近年増えているキバシキンセイチョウや
キンセイチョウも安定している。今年は少ないけどみんな大好きキンカチョウもいるし
その他の野鳥も多い。飛び出したオーストラリアオオノガン。
荒々しい大型の羽が貫禄がある。
成鳥となると白黒の小鳥へ成長するクロオビミツスイは、若鳥のうちはなぜか全体的に黄色味を帯びており、地元の人以外ですぐにあれが何か識別できた人はまだいない。
リュウキュウガモと朝焼け。
みんな大好きハチクイ。
今回のテーマはホオグロオーストラリアムシクイだったし、ボーナスでムナグロオーストラリアムシクイも出たわけだけど、ジョージタウンの郵便局では無料でオーストラリアムシクイの絵葉書を配布していた。
その郵送も無料。オーストラリアはコミュニケーションは基本的な人権と考えており、こうして郵便も無料になるし公衆電話ボックスからオーストラリア国内の電話番号(携帯電話を含む)に何時間電話しようと無料。公衆電話ボックスの大半は公共無料wifiルーターとしても機能しておりそれも無料。日本の100分の1以下の人口密度を誇りながら社会は豊かに回っているのだから、その数字からいえば日本の人口が半減しようと普通に国は回っていくはずだ。総人口が1000万人くらいにまで減って、ようやく現在のオーストラリア並みの人間の配置になる。