AAK代表プロフィール

太田祐 おおた・ゆう Yu Ota
オーストラリア永住の野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、20年以上現地から続けているブログのほかTV番組や書籍、各SNS、機内誌などを通じこの分野の最大の情報発信者。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入した。オーストラリア産鳥類リストは20台半ばでの移住した人間としては驚異的な現在742種。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、オーストラリア人野鳥ファンを英語で支障なく案内できることから豪国内でも全国的な知名度を持っている。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および従業員ID番号も保有。オーストラリア永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、HR運転免許、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格(国交省)なども保有。オーストラリア有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】及び【AAK ロッジ】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。
英名のトランペット・ツリーは、南米のパラグアイではラパーチョ(Lapacho )と呼ばれています。しかしラパーチョは、南米の国々では全く違った名前で呼ばれているので注意してくださいね。学名のタベブイアと言った方が誤解がないと思います。
このタベブイア、南米の国々で日本から移住した人達によって、’南米の桜’と呼ばれて親しまれています。タベブイアは世界五大花木のうちの一つらしいですが、オーストラリアでも人気のある花木なのでしょうか?
はじめまして。
オーストラリア人の方々がこの花を見てどう思っているかは分かりませんが、各所に街路樹になっている以上人気があるんでしょうね。タベブイアはこれ以外にも結構植えられています。野鳥と異なり、植物はコモンネームが同じ植物に対して複数あったりでややこしいですね。
写真を見た瞬間に、ケアンズの街角に咲く美しいタベブイアの花にうっとりとしていまいました。
ところで私はこの花木がタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginasa)だと思ったのですが、タベブイア・パルメリ(Tabebuia palmeri)と出ていたのでちょっと意外でした。さっそくネットでTabebuia palmeriを検索してみました。http://cms.jcu.edu.au/discovernature/planttownsville/JCUDEV_006218(James Cook UniversityのHP)を参照。
するとタベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)とタベブイア・パルメリ(Tabebuia palmeri)は同意語(synonym)ということが分かりました。タベブイアには沢山の synonym があるので混乱してしまいます。モモイロノウゼンはタベブイア・ロセア(Tabebuia rosea)ですね。タベブイア・ロセアの花には皺があり、葉と花が一緒に咲くようです。Tabebuia impetiginosa=Tabebuia palmeriは、葉に先立って花が咲くので見栄えがしますね!!今日は良いこと発見しました。まずはお知らせまで。
はじめまして。
ケアンズEye!や草花やガーデンのページではないので、多くのかたにとって理解しやすく、近い和名である「モモイロノウゼン」と敢えて書きました。でも、エンカルナシオンさんやkazuさんのように、学名レベルで理解されているかたも結構見ていただいているようで、ちゃんと書かないとダメかな、と思ってみたり。