コクロスパーマム・ギリヴラエイは乾期の間に葉を落とす落葉性の木。乾期後半になると写真のように先ず花を咲かせ、そして新芽が続く。常緑の熱帯雨林ばかり見ていると、季節感の強い落葉性の植物に心も躍る。
「たまに乾燥地帯に来るから魅力的なのであって、やはり(すごいのは)熱帯雨林でしょ」という指摘もあったけど実はコクロスパーマム・ギリヴラエイは内陸に限らず岩がちな土地であれば海辺でもはえている。種子はコットンみたいな繊維に包まれていて、近縁種は主にアジアでクッションや枕の詰め物に使われる。
学名 |
Cochlospermum gillivraei |
英名 |
Kapok Tree |