太田祐 おおた・ゆう オーストラリアにおいてただ一人の日本人専門野鳥ガイド。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、最大の情報発信者である。多くのTV番組や書籍制作に関与し、オーストラリア内陸の辺境地域のイントロデューサー(紹介者)としても知られる。株式会社ワイバード(日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社)講師。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に所属。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)会員で、オーストラリア野鳥の会が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務める。豪永住権やバスツアー事業ライセンス、インバウンドオペレーターライセンス、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話なども保有。国内有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の土地【ジョンストンベンド】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。本人の写真はいずれもHP更新時期だった2008年頃。
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» 植物や草花 » 観光ルートになっているケアンズ植物園について意見
故フレッカー博士の私的コレクションだった様々な世界各国から集められた植物は博士の没後ケアンズ市が植物園として管理し、入場無料で公開している。ここは以前から日本人観光客の観光ルートとして、近年はそれに加えて中国人観光客の観光ルートとして鉄壁の存在の1つになっている。なぜなら地元の旅行業者にとって、無料で提供できる観光場所というのは世界最高水準の所得を背景に物価の高いオーストラリアにおいては有り難い物であるからだ。 しかし私はケアンズ植物園が観光ルート化している事に対しては否定的。特段の興味がある人はいい。あるいは一週間を超えるような中期長期滞在の人もいいと思う。ここでは2日半−3日半しかいない一般観光客の話をしている。海外から収集された観用、園芸植物を海外旅行中のその限られた時間に見る事に一体どれほどの意味があるのだろう。それらの植物はそれこそ世界各国どこの植物園に行ったって見られる物だ。そして、日本で見た方が通常は解説もコレクションも充実している。(中国は知らないが) 重要さで言えば その土地の固有種>その国の固有種>その他在来種>>>>>>>>外来種>園芸種 であって、日本でのまともなネイチャーツアーやウォークではガイドやリーダーに「これは何ですか?」と尋ねると「外来種ですよ」「こんなの園芸種です」とひややかな反応が返ってくる。海外旅行中ならなお他に見るべき物があるり、ましてや固有種が溢れゴンドワナ起源の古代植物も多く、自然林が豊富なケアンズでは人工的な外来種の園よりもそこらの天然の茂みについて案内した方が遥かに意味を持つ。もちろんそれだけの力量があれば、の話だが。何故短い滞在時間を消費してまで外来種溢れるケアンズ植物園を見学しなければいけないのか?天然の森とか、世界自然遺産とか、街の周囲にいくらでもあるじゃない。 次々にやって来る日本人か中国人観光客どちらかを載せた観光バスを見ていると「北海道に旅行に行ってマクドナルドとか輸入食材の店で食事してもしょうがないのと似ている」「もったいないな」と思う。
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